MIT App InventorとはもともとGoogle Labsで公開されているAndroidアプリを作成ツールです。 今MITに移管された。プログラミングを専門的に学んだことがない学生がプログラムの作り方の基礎を学ぶために作られました。アメリカでは高校やコンピュータサイエンスを専門としない大学での授業でも利用されています。
モニタリング アプリ はMIT App Inventorで開発し、エッジクラウドとTinyWebDB APIを用いて通信し、データの確認と修正、削除は可能であり、そして可変ゲインアンのゲインの設定もできる。
デザイン画面
画面の上部はタグとStoreするためのデータ入力領域、そして中間は生体データ表示エリア、下部はサービスのステータスと生の受信データの表示エリア。
図 4.7 Appデザイン画面
ブロック一覧画面
ブロック一覧画面はアプリの処理を記述する。
主な処理
Button_Get.Click 処理ブロック
指定したWebサービスのURLから、TinyWebDB APIを通して、指定してTagのデータを取得する。このアプリでは、生体データの取得に利用する。
Button_Store.Click 処理ブロック
指定したWebサービスのURLから、TinyWebDB APIを通して、指定してTagのデータを保存する。このアプリでは、可変ゲインアンプに対して、ゲインの設定を指示する。
TinyWebDB1.GotValue
TinyWebDB APIからデータ取得後の処理。 生体データの取得した場合はデータを描画する。
図 4.8 Appブロック一覧画面
アプリの実行画面は図 4.9 に示すように、Button_Getをクリックすると、最新の6秒間のデータ描画が確認された。
アプリの実行画面
図 4.9 アプリの実行画面