Raspberry PiでUPD構築

エッジクラウドは通信防御に必要なより高度なセキュリティ機能が代行する。エッジ層はデータの一時保存と転送のみ行う、データ蓄積、共有する機能はクラウド層に任せる。そのため単純な構造のコンピューターRaspberry Piでも十分機能する。

 

Raspberry Pi(ラズベリー パイ)は、ARMプロセッサを搭載したシングルボードコンピューター。イギリスのラズベリーパイ財団によって開発されている。学校で基本的なコンピュータ科学の教育を促進することを意図している。

図 4.5 Raspberry Pi 

Raspberry Piセットアップ

Raspberry PiはDebianというOSを利用する。予めシステム入れたメディアを購入する、またはOSのファイルをダウンロードし、メディアにセットアップする。

LAMP(ランプ)とは、OSであるLinux、WebサーバであるApache HTTP Server、データベースであるMySQL、スクリプト言語であるPerl、PHP、Pythonを総称した頭文字から成る造語である。動的なウェブコンテンツを含むウェブサイトの構築に適した、オープンソースのソフトウェア群である。

それからRaspberry PiにLAMP環境構築してください。

Web サービスの構築

Webサーバに、われわれはTinyWebDB APIを実装したプログラムをインストールすることでTinyWebDB機能を備えるWebサービスも構築可能である。TinyWebDB APIはWeb管理画面が備え、データの確認と修正、削除は可能である。

見守りデータに特化したデータ処理が必要のため、われわれは上記プログラムをカスタマイズしたプログラムもGitHubリポジトリから取得可能である。

カスタマイズしたTinyWebDB APIプログラムは、データ受信すると、見守りデバイスの一覧が表示でき、デバイスのタグ名、サイズ、ソフトのバージョン、IPアドレス、可変ゲインの設定値、データの数、実際に受信したデータの数と日時状態が容易に判別できる。

データ確認画面:

http://noise.uc4.net/tags.php

 

図 4.6 カスタマイズしたTinyWebDB APIのWeb管理画面

 

蓄積した生体信号のデータの表示機能を備えている。

図 4.7 生体信号のデータの表示

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